読書2008

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『腕白小僧がいた』読書記録

昭和20年代前半の子ども達の写真が収められている本です。 子ども達の身体の力強さ、目の力を感じます。 こどもの表情は真白なキャンバスのように無垢であるがゆえに、 そこには時代の混沌、社会のゆがみ、貧富の差、喜びと悲しみ、 欲望と絶望、遊びと...
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『読書入門』読書記録

斎藤先生がジャンルを問わずに様々な本の紹介をしている。 読むと読書の幅が広がり、色々な世界に出会えて嬉しくなる。 この本で一番印象に残った言葉は、大リーグで活躍するイチロー選手の言葉。 『ぼくは 天才ではありません。 なぜかというと 自分が...
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『フロイトで自己管理』読書記録

本屋に立ち寄ったら斎藤先生が新しい本を出していました。 最近ものすごいスピードで執筆されてますね。。 読む方が追いつかないってどういうことなんでしょう。 パラパラと本をめくって気になった項目が3つありました。 「書く訓練を積む」 「フロイト...
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『村上春樹、河合隼雄に会いにいく』読書記録

小説を書いていると、自分の身体的なもの、あるいは生理的なものに ものすごく興味を持つようになって、身体を動かすようになりました。 そうすると、身体が変わってくるわけです。 脈拍も、筋肉も、体形も。それと同時に、自分の小説観や文体が どんどん...
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『心理療法個人授業』読書記録

私は、おもしろいのが好きですが、おもしろいことには、必ず私に とって重要な、深いことがあるからだ、という信念を持っています。 『単におもしろいだけ』なんていうことはありません 『心理療法個人授業』 河合隼雄 南伸坊 南さんのこの信念は私も真...
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『非属の才能』読書記録

最近の買う本に共通していることが ・引用文献が多いもの ・身体を通して語っているもの ・東洋文化と西洋文化の違いに関して書いてあるもの の3つです。 パラパラと本をめくったら引用文献がとても多く、しかもその中に河合隼雄、 村上春樹、吉本ばな...
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『年収崩壊』読書記録

年収の中位数(100人中だったら50番目)の半分以下にしかない年収の人を 「貧困」というそうです2000年時点での調査ではこの貧困率がアメリカに 次いで日本が第2位。 メディアでは格差社会とよく言われていますが、日本の貧困率が世界で 2番目...
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『文章のみがき方』読書記録

最近読み始めた村上春樹先生や吉本ばなな先生の文章が引用されているのに 目が惹かれて購入しました。 これまで小説家というと身体が弱くて頭でっかちなイメージがあったのですが、 全く違ったようです。 「私は自分で歩いて自分で見て、自分で触ったもの...