『〈勝負脳〉の鍛え方』読書記録

とくに重要なのは、目的と目標をしっかり区別して考えることです。
 ~
たとえば、野球の一流選手になることが目的だとすると、一流に
なるためには何を鍛える必要があるかが目標になります。

「〈勝負脳〉の鍛え方」 林成之 著

ゴルフのパットで例えると、カップインが「目的」で、どのようにボールを
転がすかが「目標」だそうです。
そして「目的」を達成するためには、「目的」よりも「目標」に気持ちを集中
させることが大切なのだそうです。

マラソンでいうと「目的」は42.195kmを走りぬくこと、「目標」は
走りぬくために効率の良いフォームで走ることでしょうか。
この間のマラソンで、33kmあたりまでは、腕を後ろに振った時の二の腕の
ストレッチ感や、足の接地面などが普段の練習通りにできているかを確認
しながら走ったので調子が良かったです。

ただ33km以降からは雑念と煩悩が爆発。 
「早くゴールしたい、早く終わらないかなぁ、疲れた、ビール飲みたい、
焼き肉食べたい、何でこんなことをしているんだろう、温泉につかりたい、
マッサージを受けよう、いやそれにしても疲れた。。」

全く集中できませんでしたね。
まだまだ修行が必要みたいです。

ランナーに起こる腹痛を「腸虚血」で説明しているのも面白かったです。
しかし新書は露骨に「売りたい」という意図の読み取れるタイトルを
つけますよね。
そういう本は苦手なんですが、食わず嫌いはよくないと思いました。

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