『日本の行く道』読書記録

今の世の中には『距離のある他人』が存在しにくくなりました。

『分かり合える仲間』というのは、『分かり合える時間があって、
その結果、仲間になった』というような存在です。でも、
その『結果』に至るまでの時間が、大幅に殺がれてしまって
いるのです。
 
 本当なら『まだ他人』であるような人間が、いきなり『仲間』
とか『友人』として振る舞い始めたら、とまどってしまいます。
 ―それが当たり前なのに、その猶予のための時間が失われて
いるのです。

「日本の行く道」 橋本治 著

「『わからない』という方法」でも書いてあったけれど、「スタート」から
「ゴール(結果)」にたどり着くのが、今の世の中は速過ぎるんだと思う。
スタートからゴールまでの過程を、きちんと解っていて速いのなら
良いのかもしれないけれど。

コメント

タイトルとURLをコピーしました