『バガボンド』読書記録

「引け目
それ自体は心に生じた小さな波にすぎぬ

不安の方へ振れれば
心は閉じる

見まいとして固く閉じた心の中では
不安はやすやすと恐怖にかわり
敵意へと育つ

その逆もまた厄介だ
崇拝する
同化したがる

寄りかかって執着のできあがり
目も心も開いているようで閉じているのと同じ

別れ道はいつも心のうちにあるわな
真ん中がいちばんいい」

「バガボンド」  井上雄彦 作

学生の時は、偉い先生の話を聴くと、すぐにあざとい挙げ足とりばかり
していた気がする。偉い先生を否定することで、その先生よりも自分の
方が凄いんだという満足感を一人で勝手に得ていた。
(勉強しているっていう自負があって、でもそれを他人や社会にはあまり
認められていなくてスレていたんだと思います。)

そんな自分と逆の生徒もいた。偉い先生の付き人になるだけで満足していた。
自分に実力があるわけでもないのに、実業団でトレーナーとして活躍している
先生のことを自分のことのように自慢げに話す。
その先生の勉強会に参加するだけで満足し、自分では特に勉強していないし
何ができるわけでもない。

学生の時から成長して、最近では上手く真ん中がとれてきた気がする。

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