コンプレックスが脳内世界を捏造する「人生は、運よりも実力よりも『勘違いさせる力』で決まっている」

ツイッターのタイムラインで流れてきてアマゾンで無料読み(今5章分無料読みできるそうです)して面白かったので購入しました。(お手本のような消費者。)
釣られたくないって思っていても数日頭に残ってしまったら買ってしまって頭の容量を使い続けないようにしたいと思っているこの頃です。

表紙の少し挑発的なイラストとコメントとは裏腹に、内容は誠実で量も詰まっていてとても面白い本でした。最近、書店の店頭で平積みされてきましたね。

たとえば、次のようなケースだ。

・勉強の苦手な人が「勉強のできる奴は心が冷たい」と思う。
・ブサイクな人が「見た目じゃなくて中身が大切だ」と思う。
・運動の苦手な人が、スポーツマンを「脳筋バカ」だと思う。
・貧乏な人が「卑怯なことを平気でやる人間が金持ちになるんだ」と思う。

現実世界の敗者が、自分の脳内世界で価値評価を捏造し、脳内世界で密かに復讐を遂げるんだ。
しかも、本人は、それをやっている自覚がない。

自分のコンプレックスが世界を歪ませて見せてしまう。
自分が何かを執拗に否定し続けているのであれば、それは自分のコンプレックスが原因かもしれない。

運動のできないガリ勉は根性が無いのか。
実際に勉強のできる人に会って話を聞くと、試験前には1日10時間は勉強していたそうだ。根性の塊である。
もし、自分が勉強をできるようになってもその人を否定するだろうか。一定期間1日10時間も勉強に費やすことができるのかも自問してみるといい。

勉強できる心の冷たい人もいれば、勉強できて心の温かい人もいる。勉強ができず心の温かい人、勉強ができず心の冷たい人もいる。「勉強」と「心」に相関性は薄いはずなのに、これを強く結びつけてしまっているのは自分のコンプレックスのせいだ。

相手を否定して落としてしまえば、今の自分が変わる必要がないから楽だ。
でも少しずつでも自分が変わらなければ自分の見える世界の風景は変わっていかない。

誰もが皆んな自分の見ている世界は少しずつ歪んでいる。自分の見ている世界がどのように歪んでいるのか、歪み方の癖を客観的に認識することがとても大切だと思う。

ふろむだ@分裂勘違い君劇場
ふろむだTwitter

タイトルとURLをコピーしました