『息の発見』読書記録

玄侑 「最後の最後は、無理だと思いますけれども、ことばでぎりぎり
表現してみる前に、ことばでは行けない世界だと諦めてしまうという
か、それを言い訳にしたのでは面白くないですよね。」

五木 「『観』とか『識』とか、悟りの世界は、説明不能ということも
できますからね。」

玄侑 「それはそうなんですが、質問にまともに答えないというか、
ほんとに行けないということは、実感できないと思うんですよ。
ですから行けるところまで、ふつうのことばで話すんだというふう
には思いますね。いま、ふつうのことばといっても、禅や仏教を
語ろうと思うと、いろんな分野のことが、あたりまえに必要に
なってくるという感じがするんです。」

「息の発見」 五木寛之 玄侑宗久 著

治療や運動の感覚って、言葉で表現仕切れない事がたくさんあるんですが、
いきなり「気」とか「奥義」とかって言葉で表現しちゃうのはズルイ気が
するんですよね。

「この感覚が解らないんですか?!!」なんて相手を見下してると、
優越感が出て気持ち良いんですが、自分の成長が止まっちゃいます。
それじゃあ面白くないですよね。

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