『からくり民主主義』読書記録

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「からくり民主主義」 高橋秀実 著

沖縄米軍基地問題や諫早湾干拓問題などについて、著者が実際に現地に
足を運んで取材している。
本を読むと、テレビのニュースで見るように白黒ハッキリしている問題は
ほとんど無い。

諫早湾干拓問題では、自分も「ムツゴロウがかわいそうだ!」なんて一度は
思ったことがある。だが、実際はそんな話ではないようだ。
問題の焦点が全くブレてしまっている。

マスコミが現場の一部の情報のみを切りとり、現地者の感情を煽り
ドラマ仕立てにして、白黒ハッキリとした結論を出して放送している。

情報を見る角度が一面的すぎるし、ほとんどのテレビ局がほとんど
同じ角度からしか放送していないのは少し異常だと思う。
問題に対してスッキリとした結論は出ませんが、問題をいろいろな
人の立ち場から考えていて視野の広がる一冊でした。
村上春樹さんの解説も素敵。

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