文章が上達したい人に超オススメ「『超』文章法」

文章が上手くなりたい。
今までの私の文章の書き方は、自分が気になった文章や写真を添付してそれを説明するというものでした。
相手に伝えるためのものというよりも、自分用のメモ書きという感じです。
最近、ようやく自分が読んで面白かった本や、印象的だった出来事を相手にも伝えたいと思えるようになりました。

もっと相手に伝わる文章が書けるようになりたい。
月に何万PVというブロガーのブログを追いかけたり、有料記事をポチったりしていましたがあまり心に響いてきません。
PVが高いブログでも自分が憧れるような文章ではなかったり、PVを稼ぐと割り切って読者に媚びたブログも少なくありませんでした。野口先生のこの本には強い信念と深い知性を感じ、先生のような文章が書けるようになりたいという気持ちが湧いてきました。

「有用な情報」とは、読者の行動や考えを変える原因となりうるものだ。
p41

と記されているように、この本を読み終わった後に自分の考え方が変わりました。
この内容でこの値段は本当に安いと思います。ネットの有料記事を拾い読みするのであれば、まずはこの本を買うことをオススメします。
初版が2002年10月ですが、本質をとらえていて、いつまでも色あせない内容の本です。
ブログを書きながら何度も読み返しています。

文章の文字数は決まっている

 文章を長さで分類すると、つぎの四種類になる。
(1)パラグラフ➖一五〇字程度。
(2)通常「短文」といわれるもの➖一五〇〇字程度。
(3)本格的な論文などの「長文」➖一万五〇〇〇字程度。
(4)「本」➖一五万字程度。
文章の基本的な長さは、このように非連続的なのである。そして、一段階進むごとに、一〇倍になっている。この法則を発見したとき、われながら驚いた。
P87

長い文章が書きたいと漠然と考えていましたが、具体的に何文字書けばいいのか全くイメージができていませんでした。将来的には自分の書いたものが本にまとまると良いな〜とぼやっと考えていたのですがそれでは実現しなそうです。

これまでは漠然と長さだけを求めて間延びした文章になってしまうことが多かったです。短文が10個集まると長文に、長文が10個集まると本になります。短文の単位で内容を詰め、短文を組み合わせて長文を作ることで、いまより良い文章が書けるようにしていきたいです。
ブログやHPの記事は1500〜2000文字程度のものにまとめようと考えを改めました。

答えを知りたいなら書き始めよう

 これは、一見して奇妙に思われるかもしれない。メッセージの確定は、文章の執筆以前に必要なことのように思われるからだ。しかし、現実にはそうとも限らない。最初は仮のメッセージでもよいから、とにかく書き始めればよい。
書いているうちに考えが深まり、メッセージがより確かなものになる。あるいは、別のより強力なメッセージが現れる。
P230

書いていく作業が自分の思考を深める。
本を読んだ内容をブログにアウトプット。自分が書いたものをまた客観的に読み返してインプットし、それをさらにアウトプットする。インプットとアウトプットを繰り返すうちに書きたかったメッセージの答えに辿り着く。
たしかに書き出した当初に予定していた着地点では無い場合もある。予定よりも高いところに着地できたときは気持ち良い。着地できないときは苦しい。

快感と苦しさと、どちらに着地するかわからないのが怖いが、とりあえず飛んでみよう。

文章を書くのは、誰にもできることだろうか?もちろん、そうではあるまい。それができるのは、一部の人たちである。あなたがその一員かどうかを確かめるには、有名なリルケのテストを自問してみればよい。彼は言った(『若き詩人への手紙』)。

「夜のもっとも静かな時刻に、自分自身に尋ねてごらんなさい。私は書かねばならぬかと」

あなたの答えは、もちろん「然り」だろう。そうでなければ、この本を開いているはずがない。
P8

はい、書かねばなりません。

野口悠紀雄 | note 一つの目的をもった行為を続けていれば、いつか世界は変わる。変わらぬわけにはいかぬ。