「『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』村上春樹インタビュー集」読書記録

スポンサーリンク


小説家にはいろんな思ったこと、考えていること、感じたことを片端から放り込んでいくタンスのようなものがあって、ひとつの長編を書くときには、そういう抽斗をひとつひとつ引っ張り出して、使えるものを 総動員して書くわけだけど、

(『夢を見るために毎朝僕は目覚めるのです』 
村上春樹インタビュー集1997-2009)

治療や運動指導をしていても同じ事を感じる。
まず初めの問診で相手の話を聞いて、柔軟性チェックやスペシャルテストを
行って、自分の中のどの抽斗(ひきだし)を引っ張りだすか考える。

抽斗の内容は、スポーツ医学や東洋医学、解剖学、過去の治療や指導データ
だったり様々だ。その抽斗を元に治療方法や運動メニューを組み立てて
相手に渡す。

抽斗の内容が良いと、相手が自分の身体に新しい気づきを感じ、
新しい抽斗を引っ張ってくる。その相手の引っ張りだしたものを元に、
また治療方法と運動メニューを考える。

お互いにお互いの抽斗を引っ張りだし合って、お互いに新しい気づきが
生まれていく。こんな感じで治療や運動指導を進んでいくのだと思う。

治療や指導後にお礼を言われることがあるけれど、自分一人では
気づけないことに、たくさん気づかせてくれるので自分も同じくらい
相手に感謝しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました