時間を作る方法

デフラグ

『時間は作るものだ。』
と言われてもどうやって作っていいのか全く解らなかった。
手っ取り早いのが睡眠時間を削る方法だが、疲労が溜まって定期的に倒れてしまう。
倒れてもそんなにゆっくりと休んでいる暇もない。

誰もが1日が48時間にならないかと願ったことがある思う。
抱えている仕事を全て片付けて、余った時間で満足いくまで遊びたいと夢見る。
しかし、残念ながら1日が24時間であることは一生変わらないし、体力は無尽蔵ではないのでたんなる現実逃避の妄想に終わる。自分もかれこれ10年はこの妄想にふけっている。

パソコンと自分の頭を比べて考えてみた。
頭の良い人は容量が多くて羨ましいなと思っていたが、たぶん容量はそんなに変わらない。
しかし、情報の処理速度、頭の回転数がメチャクチャ速いのだ。

仕事時間中に自分が行ったことを全て書き出してみた。

郵便受け確認、ツイッター、掃除、ツイッター、観葉植物の水やり、指導、メール返事、ホームページ更新、ネットサーフィン、ブログ更新、ツイッター、フェイスブック、お茶、おやつ、雑誌、締め掃除…etc

ところどころに余計なものが入っているのが解る。(実際はもっと入ってますが省略)
仕事が進まないと、ついツイッターやフェイスブックのタイムラインを開いてしまうが、必要の無い雑学やゴシップ記事が目に入り仕事から気が逸れてしまう。頭が回転しなくなり仕事が進まなくなる。(タイムラインからヒントや良い刺激をもらう時も多々あります。)
処理速度が遅く固まっているパソコンに「遅いよ…」とイライラしながら罵るが、自分もそれと変わらない。頭が固まっているのだ。

おそらく容量は皆んな平等に24時間与えられている。
しかし、自分が気になっている情報の量や種類が多いと、容量が直ぐにいっぱいになってしまう。まずは自分に本当に必要な情報を選別して、それ以外を捨てることだ。これだけでも頭の回転がスムーズになって、自分が進めたいと思っている物事が進み出す。

パソコンのデフラグのように断片化しているデータをまとめたり、自分が本当に必要としている情報以外を削除していけば容量に空きが生まれてくる。